SPECIAL INTERVIEW

伝統工芸

九谷赤絵 見附正康

江戸時代に生まれた石川の伝統工芸、九谷赤絵。その技法を正しく受け継ぎながら、見附正康さんは自分らしさを表現し続ける。人々を魅了する現代的で繊細なデザインの秘密に迫る。

民俗芸能

岩崎鬼剣舞保存会

8世紀、役行者の念仏踊りに遡る岩崎鬼剣舞。足を踏みしめて地中に悪霊を封じ込め、激しく舞って場の浄化と悪霊の鎮魂を願う。国内外のファンがその踊りを習いに来るという。

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伝統工芸

加賀象嵌 中川衛

江戸時代から加賀に伝わる伝統工芸、加賀象嵌。一度は無くなりかけたその技術を守りながら、金工作家・中川衛さんは独自の技法を重ね、加賀象嵌に新たな息を吹き込む。

民俗芸能

有福神楽保持者会

五穀豊穣を感謝する島根県の神事の舞、有福神楽。明治以降、民間でも舞うようになり、より娯楽性が高い芸能へと進化した。250年以上の時を超えて踊られ続ける。

 

40年間のあゆみ

ポーラ伝統文化振興財団は、「本当の美しさは、内面の美や心の豊かさを伴ってこそ初めて実現する」という創業者の想いの下、豊かな社会と文化の向上に寄与すべく、ポーラ創業の50周年(1979年)を機に設立されました。2011年には公益財団法人に移行し、日本の優れた伝統工芸技術、伝統芸能、民俗芸能などの無形の伝統文化を対象に、その保存・伝承・振興を行っております。

1979 - 1988

当財団の活動

1979

株式会社ポーラ化粧品本舗50周年を機に

財団法人ポーラ伝統文化振興財団設立

1980

35ミリフィルムにより記録映画制作開始

1980

助成事業開始

1981

奨励事業「伝統文化ポーラ賞」開始

1983

機関誌「伝統と文化」創刊

1984

伝統文化記録映画上映会開始

国の文化的な動き

1975

文化財保護法改正に伴い、民俗文化財の保護制度の充実化と文化財保存技術の保護制度の創設等がなされた

1980

l

1984

国立演芸資料館(1979)、国立能楽堂(1983)、国立文楽劇場(1984)の3館が、相次いで開場。芸能の養成や資料保存・公開に力が注がれた

1989 - 1998

当財団の活動

1990

「伝統文化ポーラ賞」10周年記念に「特別賞」「国際賞」を顕彰

1991

財団設立10周年記念作映画『世阿弥の能』完成

1992

財団の活動に対して企業メセナ大賞特別賞受賞

国の文化的な動き

1996

文化基盤を抜本的に整備していくために 「文化立国21プラン」提言

1998

文化立国の実現へ向けた「文化振興マスタープラン」策定

1999 - 2008

当財団の活動

1999

文化庁優秀映画賞短編映画部門  優秀映画大賞受賞『狂言 野村万蔵 技とこころ』

2000

文化財保護法50年記念式典で文部大臣より文化財保護の功績表彰

国の文化的な動き

2001

文化芸術振興基本法施行

2004

無形文化遺産保護条約締結

2005

文化財保護法の一部が改正

(民俗文化財に民俗技術が含まれるようになる等)

2008

「ユネスコ無形文化遺産条約代表一覧表」に「能楽」「人形浄瑠璃文楽」「歌舞伎」が初めて登録される

2009 - 2019

当財団の活動

2011

公益財団法人へ移行

2014

記録映画『鬼来迎 鬼と仏が生きる里』にて、文化庁記録映画優秀賞受賞

国の文化的な動き

2011

「文化芸術の基本理念」が定義され、国家戦  略として「文化芸術立国」の重点戦略が打ち出される

2014

TOKYO2020を見据えた文化芸術立国 中期プラン策定

2019

記録映画『蒔絵 室瀬和美 時を超える美』(2019)にて、INTERNATIONAL FILM & VIDEO FESTIVAL “SECOND PLACE-SILVER SCREEN AWARD” 受賞

2015

『日本の美』総合プロジェクト懇談会発足

2018

大学との共催普及事業活動を本格的に開始(神戸大学、國學院大學、神田外語大学、跡見学園女子大学、神奈川大学、立命館アジア太平洋大学 など他多数)

2018

ジャポニスムフランスで開催

2018

フランス(パリ)において、当財団初の海外シンポジウム「日本文化の精神、美、伝統」開催(ジャポニスム2018 参加企画)

2019

設立40周年を機に、ロゴマークを作成

2019

Japan2019アメリカで開催

2020 - 

当財団の活動

2020

ポーラ伝統文化振興財団 40周年記念展
「無形にふれる」開催

美をつむぐ未来へつなぐ.jpg

​ポーラ伝統文化振興財団

40周年記念のご挨拶

 

40周年を迎えて

公益財団法人 ポーラ伝統文化振興財団

理事長 小西 尚子

ポーラ伝統文化振興財団は、日本の伝統文化を通じて「豊かな社会と文化の向上」に寄与することを目的に、ポーラ・オルビスグループの支援により1979年に設立され、今年で40周年となります。これもひとえに、日頃より弊財団の活動にご理解、ご支援をいただいております皆様方のお力添えの賜物と、衷心より厚く御礼申し上げます。

40周年に寄せて

文化庁 長官 宮田 亮平

伝統文化の担い手に寄り添い、

文化と人を結ぶ

初代・駐ブルキナファソ特命全権大使

ブルキナファソ国家勲章オフィシエ

パリ日本文化会館 元館長 杉浦 勉

出会いと発酵を繰り返し、未来の伝統文化を生み出す

独立行政法人国立文化財機構

東京文化財研究所名誉研究員

三隅 治雄

無形の文化の優れびとに、

しなやかに対座する財団へ期待

日本工芸会 常任理事 中川 衛

伝統文化ポーラ賞は、日本の文化を守り続けるための道標

二十六世観世宗家 観世 清和

伝統文化の魅力を、世界へ

発信する拠点として

 

お知らせ

令和2年度、第40回『伝統文化ポーラ賞』の受賞者を決定いたしました。今年は優秀賞2件、奨励賞1件、地域賞5件、合計8件を表彰いたします。『伝統文化ポーラ賞』は、伝統工芸技術、伝統芸能、民俗芸能・行事など無形の伝統文化の分野で貢献され、今後も活躍が期待できる個人や団体に対し、更なる活躍と業績の向上を奨励することを目的としています。

五穀豊穣を感謝する島根県の神事の舞、有福神楽。明治以降、民間でも舞うようになり、より娯楽性が高い芸能へと進化しました。250年以上の時を超えて踊られ続けています。

江戸時代から加賀に伝わる伝統工芸、加賀象嵌。一度は無くなりかけたその技術を守りながら、金工作家・中川衛さんは独自の技法を重ね、加賀象嵌に新たな息を吹き込みます。

8世紀、役行者の念仏踊りに遡る岩崎鬼剣舞。足を踏みしめて地中に悪霊を封じ込め、激しく舞って場の浄化と悪霊の鎮魂を願う踊りです。国内外のファンがその踊りを習いに来るといいます。

江戸時代に生まれた石川の伝統工芸、九谷赤絵。その技法を正しく受け継ぎながら、見附正康さんは自分らしさを表現し続けます。人々を魅了する現代的で繊細なデザインの秘密に迫ります。

 

財団について

日本の伝統文化を未来につなぐ…

ポーラ伝統文化振興財団は、「本当の美しさは、内面の美や心の豊かさを伴ってこそ初めて実現する」という創業者の想いの下、豊かな社会と文化の向上に寄与すべく、ポーラ創業の50周年(1979年)を機に設立されました。2011年には公益財団法人に移行し、日本の優れた伝統工芸技術、伝統芸能、民俗芸能などの無形の伝統文化を対象に、その保存・伝承・振興を行っております。

歴史と風土によって醸成された日本人の感性とわざは、各地に伝わる伝統文化の中に息づき、世界に誇る多様な文化資産を構築してきました。時を経て、脈々と受け継がれてきた日本の伝統文化は、今後、私たちが文化的、社会的発展を遂げる際の恵みある土壌や、私たちがふとした時に立ち返る心の拠り所になります。私どもの財団は、伝統文化に向き合う方々に寄り添い、その活動を支え、より多くの方々にその素晴らしさや重要性を知っていただくことで、伝統文化を未来につなぐ一助をなしたいと願っております。皆さまにはぜひとも、ご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

公益財団法人 ポーラ伝統文化振興財団
理事長 小西 尚子

​財団法人概要

名称:公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団
  (POLA Foundation of Japanese Culture)

住所:〒141-0031 東京都品川区西五反田2-2-10 ポーラ第2五反田ビル
   電話番号:03-3494-7653
   FAX 番号:03-3494-7597

   >地図

設立:財団法人:昭和54年(1979年)12月12日
   公益財団法人移行:平成23年(2011年)12月1日

目的:わが国の優れた伝統工芸技術、伝統芸能、民俗芸能および民俗行事などの無形の伝統文化

   の保存・継承・振興をはかり、もってわが国の文化の向上、発展に寄与することを目的とします。

事業:1. 顕彰事業

   2. 助成事業

   3. 保存記録作成事業

   4. その他事業(普及、作品の収集保存等)